峨眉気功とは

峨眉派の主な気功は、

「峨眉十二荘」~峨眉派を代表する功法。天人合一の観点から、自然界の姿を映し、中医学の気の論理を基礎とし、気脈の巡りや生理変化の規則性に基づいた総合的な功法。深く綿密だが、専門家向き。

「峨眉臓腑小煉形(五臓小煉形)」~ある臓腑に対して、特化して練功するもの。独特な手印と音律によって音が臓腑に入って臓腑を強く、気血の流れをよくし、心を安らかにするもの。

「峨眉法済功」~峨眉十二荘は厳密なものなので、それを多くの人に体験してもらうために、十二荘のエッセンスが入っていて、且つ学びやすいように張明亮老師が編纂したものです。

「峨眉伸展功」~身心合一を目的とした典型的な導引術です。気功や養生に携わる者が必修の功法。峨眉気功を学ぶ人は、たとえ、他の気功を長くやっていても、かならず伸展功から学びはじめます。(「明師寄語」をご覧ください)

「周天搬運法」~峨眉派の代表的な静坐法。呼吸の観察から気の発見、さらなる深い境地へいたります。

「帰一清静法」~峨眉派の代表的な静坐法。呼吸にたよらず、清静な境地へ入ります。

「峨眉天罡指穴法」~峨眉派特有な指穴法。峨眉十二荘の功法動作が臨床に応用されるものです。

「峨眉按蹻功」~自分自身で按摩を行う方法。功後導引として毎日行うものです。

「峨眉珍蔵・二十四節気導引術」~崋山の神仙陳摶が創ったと伝えられる、二十四節気の季節の変化に人体の気血の運行のリズムを順応させた養生術。他派の精髄を融合して、峨眉派内で伝承されてきたものです。

他にも多くの功法が伝承されています。